ピサの斜塔と並んで建つのは大聖堂である。ピサの斜塔が有名なので影が薄いけれど、大聖堂と洗礼堂、墓所もそれなりに
有名である。こういうところを回ると、やはりキリスト教の影響を強く受けていると感じる。では、中に入ってみよう。
ひんやりした空間を歩いていると、こういうのが床にあるのだ。由緒ある方がお休みになっているのか単なるデザインなのか私には分からない。ただ、これを踏むのは勇気が必要だ。いや、わざわざ踏む必要はないのだが。
ドクロのマークもある。ドクロのマークは日本では子供たちがおどろおどろしく遊ぶためのマークなのだが、本当にこうやって使われているんだなぁと感心してしまう。
ピサの斜塔を満喫したので、付近を適当に歩いてみることにしよう。
何とも美しい。ピサの街が好きになりそうだ。まるで絵画のような美しさである。静かな川面、そこに映る歴史を感じさせる建物……。3月ということでポカポカしている陽気も手伝って、のんびりした気分になる。